1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:16:05.05 ID:27+DmDxjO
要は鮫島事件みたいなもんで、絵に詳しい奴が共謀して世間を釣ってるようなもんだろ?
違うというならピカソの何がスゲーか教えろよ
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:16:46.33 ID:aSHPSXzY0
宗教画の時代
↓
もっと人間社会のありのままを描きたい!
⇒ルネサンス(遠近法の発明)
↓
以降、写実性重視の時代がずっと続く
↓
19世紀ころ、写真の発明により画家達の生命ピンチ
↓
そんななか、日本の浮世絵に感銘を受けた一団
「3次元を2次元に忠実に写し取るより、
もっと感じるままに描いたらいいんじゃね?」
⇒印象派、ポスト印象派の登場
↓(ここから様々分岐、発展)
・「つか、色とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
⇒フォービズム
・「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
⇒キュビズムの登場・・・ピカソはたぶんこのへん
・「現実にあるものを描かなくてもいいんじゃね?」
⇒シュールレアリズムの登場
・「つか、もうどうでもいいんじゃね?」
⇒抽象絵画、ドリップアートとかいろいろ登場
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:17:48.51 ID:aSHPSXzY0
>>1
>>3を読めよ
元もとの確かな実力は当然として、キュービズムを完成させたのが凄いんだよ
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/16(火) 23:19:00.03 ID:AuLN3SXd0
>>3
とても分かりやすかった13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:18:37.60 ID:Vh0yyV/U0
立体を平面に詰めたとかだっけ?
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:21:36.92 ID:g099pfJq0
ピカソは元々は普通のうまい絵を描いてましたが、いつからかあのような変な絵を描くようになりました。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:22:58.77 ID:Y9bnsoYi0
ルネサンスや宗教画の時代にも、きっと、シュールな絵を描く人はいたんだろうになあ。
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:24:30.24 ID:iT0ttetn0
宗教画の時代にシュールな絵描いてたら死刑だよ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:24:33.55 ID:aSHPSXzY0
絵の上方にいる天使や王がバカでかくて
絵の下方には必ずといっていいほど地獄や骸骨が渦巻いてる宗教画はシュールだと思う
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:25:22.55 ID:a0CAnGto0
結構前に、ある芸術家が自分のウンコそのものを作品として出展したら・・・
数百万円の値が付いたらしい。
こういう例は>>1の言ってることに当てはまる気がする。
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:29:27.32 ID:aSHPSXzY0
>>34
学問としての芸術はちゃんと知識がないと分からないところがあるからな
数学だって、階差数列が綺麗に解けましたってことに喜びを感じようとしたら数列を勉強しなきゃならんだろ
うんこの事例は知らんが、たぶん今まである芸術の常識から
一歩新しいジャンルを生み出したことに価値を見出されたんじゃね
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/16(火) 23:29:03.28 ID:+RmTaf+T0
便器に名前を書いて作品とした芸術家もいたなw
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:30:09.84 ID:a0CAnGto0
>>45
何だかもうやったもん勝ちって感じがするな・・・
http://abcdane.net/blog/archives/200412/toilet_bestart.html
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:30:15.49 ID:Xe5kGhbe0
デュシャンの便器は超有名だけどここまでくるともう芸術なんて狐のだましあいみたいなものだと思う
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:27:38.20 ID:G8Rb/uUQ0
俺がピカソから学んだことはひとつ
基礎なくして応用発展クリエイティビティなど存在しない。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:27:55.58 ID:+dtJY+Tw0
例えば一億の絵を買った奴がいるとして
そいつは本当に一億出してまで絵を欲しかったのか。
単純に周りに対する優越感を表す
簡単な象徴として形として買うっていうだけだろ。
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:28:09.98 ID:a+5Nr7YvO
ヴァイオリンをひく男?だっけ
ピカソのそういう感じのタイトルの絵を生で見たけど、絵のバランスが精密過ぎてびっくりした
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:28:48.67 ID:F5NH8ME9O
自分の感性、概念、普通表現できないものを
表現してみせたところ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:30:32.99 ID:AGGgEMfO0
>>43
じゃあそういう絵を理解するためには感性とか概念についていろいろ知ってなきゃいかんのだろうな
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:39:37.41 ID:F5NH8ME9O
ちょっと違うと思うな、概念や感性は人それぞれのものだから
絵画ってのは一番幅広い知識が必要な学問だろうな
歴史から文化、詩なんかも学んだりして自分の感性と知識を
磨けば何がいいものかが見えてくると思う
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:46:07.17 ID:AGGgEMfO0
>>71
ふむ、自分だけの主観的感性・概念ではなくて感性概念一般についてみたいな感じかな
しかしそれじゃあ、芸術家も自分だけの感性・概念だけではなく
少なくとも人間に共通なものを描かねばならないような気もするが
じゃあ一体何が共有可能なものかを探究するのが、芸術家なんだろうか
芸術論は全く分からん
>自分の感性と知識を磨けば
ってことはやっぱ主観的な感じ方のそれぞれについて知ってたほうがいいということか
そりゃあ歴史とか詩とかで磨かれるものはあると思うが
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:58:38.08 ID:F5NH8ME9O
>>85
上手くは言えないんだけど一般、というよりは
膨らんでいく自分の感性が他人の感性に触れる感じかな
岡倉覚三の「茶の本」になかなか秀逸な芸術論が書いてあった
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:05:04.90 ID:F6/vT4i00
>>105
分からんな…しかし芸術はそもそも言葉だけで表現するもんじゃないし、上手くいえなくて当然なのかもしれないけど
水に触れる感覚、氷の冷たさ、恐ろしい人に見つめられて体から血の気が去っていく感じ…
こうしたものが全てどこかで一つに結びついているのか、それともそれぞれ関連し得ない全く個別の経験であるはずなのか
膨らんでいく自分の感性という表現はこの前者で、一つの経験が他の人も理解していたようなものと結びついていくという話のように思える
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:28:37.32 ID:7r2UsRM0O
水や氷は感性というよりは感覚だな
言うとおり感覚は個別に存在し例外はあるものの
他人も経験したことのあるもの
対して感性ってのは今までの経験から生まれた
価値観や思想、言いかえたら内の世界みたいなものだから
全部が結びついてるし自分だけのものだな
だから感覚は理解できうるものだけど
感性は共感するものってところかな
頭と心の違いって言えばわかりやすいかも135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:37:59.59 ID:F6/vT4i00
>>127
ならば、万人に共通な感覚から感性を推論することは可能である、ということか
そしてその推論を可能にするのは頭ってことかな
歴史を学んだり詩を読んだりすることは、この推論の可能性を広げてくれる、と
しかし自分としては、感覚と感性はそんなに区別したくないんだよなー
自分の考え方のせいだけど、感性そのものにも感覚が付着している気がするもんで
感覚は何者でも無いがそれについて語るという事は感性的なことである…なんたら
まあこんな意見だからいろいろ突っ込みたいところもあるだろうけど
こういう部分で理解しあえることを人は切実に望んでいるのかもしれないね
そうした共感については、ちょっと分かるかも
倫理とかにも言えることかもしれん
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:58:32.63 ID:7r2UsRM0O
>>135
確かに感覚は感性と互いに結びついてるものだ
というのは俺もそう思う
けど感性ってのは内面的なものだと考える訳で
感覚は一般化(痛い、冷たい)できるけど
その一般化された感覚から生まれた考えは一般化された感性
じゃなく、やっぱり個々の感性だと思うんだよ
もし人間全員が識者だったら何かしらの一般化された感性も
生まれるかもしれないけどね
倫理については同意だな。宗教が一番分かりやすい例か
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 01:06:06.09 ID:F6/vT4i00
>>149
やっぱり芸術においては感覚と感性は区別するものなんだよな
なんというか区別するべきとかはただの定義的なものなのかもしれないけど、そのほうがより真実に近いかも
まあ、感覚を個別化して考えるのはただの懐疑論だろうね
俺は芸術論には全然関係のない話を持ってきてたみたい
感性論一般で感覚の私的性を主張するのを断念するつもりはないけど
芸術に関してはそれは成り立たないとおもた
まあそんなとこ
芸術は全くの思弁じゃないんだから経験をつむ必要があるんだなー
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 01:18:49.92 ID:7r2UsRM0O
>>152
書き足りてなかったな
芸術において感覚と感性は離れているんじゃなくて
一緒なんだよ。ただ表現するのは感性だから
書き手は感覚を感性に変換しているというだけの話
だから後期のピカソの類の絵には自分を描いたもの(感性)と
その時々の気持ち(感性化された感覚)の2種類があるんだと思う
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:48:11.46 ID:m8RFfayv0
芸術は訳がわからないけどすごいっていうのが必要だからな
現代の芸術は訳分からんのばっか
ほうきをさしただけのものを芸術といいはるやつがいたのはびっくらこいた
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:52:54.80 ID:87stgALMO
>>1
20~30代の頃の作品を見てみろ
ピカソは幼少の頃から神童と言われ、子供の描くような絵を描いたことはなかった
それゆえ、現在におけるピカソ独特の表現は当時の画団から顰蹙を買ったが、
ピカソのおかげで、どんな作品でも芸術であると言われるようになった
版画のレモンに顔がついた絵や、線だけで描かれた牛の絵も、
その絵を描く為に何十枚も写生し、試行錯誤の上に線による表現にいたった
一度、絵画の絵で若い頃の作品や、絵を描くまでのスケッチが載った本でも見るといい
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:53:01.80 ID:/DktchIL0
ぶっちゃけ絵って印刷じゃぜんぜん面白くないので>>1の気持わかる
ピカソとかもさ、美術史的にかっけーのはわかるけど
ナニソレって思ってた
印象派とかラファエル前派とかフニャフニャしたもの描きやがってと思ってた
それも実物見るまでの話で、どっちも実物みたら
腰からすーっと力抜けるほどよかった
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:57:21.77 ID:4blo1BUP0
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランチスコ・ド・ポール・ジャン・ネボムチェーノ・クリスバン・クリスピアノ・ド・ラ・ンチシュ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソのスレはここか。
ちなみに本名は自分でも間違えたとかいう話があるな
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:01:10.18 ID:ilMx8RAkO
>>102
自分でも間違えるから、最初と最後から取ったらしい
まぁ俺はマネのベルト・モリゾが一番好きだが
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:09:12.76 ID:ilMx8RAkO
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の変な表紙絵もピカソ作
ちなみにチュッパチャプスのデザインはサルバトーレ・ダリ作
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:12:11.63 ID:O2lU+oMp0
>>115
「ライ麦畑の」っていうよか「白水uブックスの」だろw
でもまあアニメでも白水uブックスの表紙で出てきたし
(攻殻機動隊ね)あの装丁が有名なんかな?
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:18:18.15 ID:ilMx8RAkO
>>116
ライ麦畑でつかまえてと言ったらあれだろw
何これ?サリンジャーって絵下手だなw
とか思って見てたら、あ~ピカソなのか…
これ描く為に何枚スケッチしたんだ?
と考えるだけで感慨深くなる
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:23:51.72 ID:ssxPZdXe0
ゲルニカとかは流石に凄いと思うんだけどさ
皿に(:D)って顔が描かれてるのは流石に手抜きだと思った
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:26:11.69 ID:ilMx8RAkO
>>120
あれも、相当な回数描き直してる
しかし、ライ麦畑のアレはねぇよw
本の装丁だけじゃなくて、デザイナーに頼んであんなん作ってきたら、二度と頼まないだろうw
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:30:18.02 ID:O2lU+oMp0
よろしいならばうpだ
お前にも描けるシリーズ
ピカソの悪魔ちゃん

ヴォネガット画伯渾身の一枚

ヘタウマシリーズでパウル・クレーの天使もうpしようと思ったが
いま書棚に出てないのが残念
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:34:38.18 ID:O2lU+oMp0
パウル・クレーの天使あった

ヘタウマシリーズ最終章
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:39:56.30 ID:7r2UsRM0O
>>134
これは結構綺麗な絵じゃないか?
ピカソの悪魔は全くわからんがw
けどまあ、わからんと言ってる(理解しようとしている)
内はあの絵の良さに触れることはないんだろうな
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:43:24.60 ID:O2lU+oMp0
>>136
クレーの天使はいいよう
シリーズいっぱいあるから見てみるといい
これ眺めつつポール・ヴァレリーの泉のほとりの天使の話なんか読むと
もう涙がダダ漏れになって困るっつうぐらいのw
これ描きながら「今日は敵の飛行機がいくつ落ちた、ザマーミロ」
とかものすごい憎悪を抱えてたヒトだと思うともうね
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:44:24.90 ID:ilMx8RAkO
いや~あの悪魔はさすがに無いわw
しかも、本の中身がうっとうしいから余計に無い
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:46:01.25 ID:O2lU+oMp0
>>140
これサリンジャーだけじゃなくて
海外文学ぜんぶこの絵なんだ、残念ながら